新人プログラマが本を読んでみた その2

みなさん、秋ももうすぐ終わり、間も無く「冬」が来ますね。
風邪には気をつけてくださいね。
今年はクリぼっちにはならなさそうで一安心の水瀧でございます。
(残念ながら恋人的な意味ではないですが・・・)

さて、前回に続き、今回も本を読んで感じたことをお伝えしたいと思います。
今回読んだ本はですね、結構たくさんの人が読んでいる、
Chad Fowler 著「情熱プログラマー」です。
感想と言いつつ、今後の自分のためも兼ねて、メモがてらに節々を書いていこうかと思います。

全部が全部無駄じゃない
自分のスキルが使える市場や仕事場での「需要と供給」を把握し、
あえて裏をつくようにだれも狙わないところを狙う。
そのためのスキルや知識を身につけておくことは絶対とまでいかなくとも、
無駄になることは少ないと思います。
なので、最初は無駄になるんじゃない?と思うような小さなことでも、
案外その知見が必要になることもあると思います。
毎日とは言いません、週に2〜3日でも「他の何か」に興味を持つようにしてみましょう。
引き出しの肥やしを増やすのです!

下手でいることは悪くない?
どんな環境で仕事をすることになっても、「自分が一番下手でいる」。
言い換えると、自分より優れた人に囲まれて仕事をするということです。
そうすることで自分だけ違う状況が生まれ、周りに合わせるように、
馴染もうとすることで、技術って意識しなくても身についていくものなんだと思います。
オンラインゲームなんかでいうと、
自分以外がすごい強いパーティにいて、彼らにとっては軽くこなせるダンジョンに入り、
自分の攻撃が弱いからとにかく味方のサポートだけでも続けてたら、
いつの間にか使えるスキルが増えてた!
そんな感じじゃないかと思います。
気がつけば強くなっていた。ということですね。笑

ソード一本じゃ勝てません。
正しい意味での「スペシャリスト」は「一つのことしか知らない人」ではなくて、
「一つ(もしくは複数)のことを深く知っている人」だということ。
「それ以外を知らない」という言い訳をするようじゃまだまだスペシャリストは名乗れないですね。
ただ、そうならないためにも、少なくとも「たったひとつ」を勉強するだけでは
スペシャリストにはなれないんじゃないかなと思います。
(私もまだまだヒヨっこですが 汗)
とあるゲームのウォリアーですと、
メイン武器の長剣ばかり鍛えていると、間合いを詰められた時にサブ武器の短剣が全然使いこなせない。
そんなウォリアーはカッコ悪いですね。だったら、メイン武器と同じくらいサブ武器も鍛えましょう。
ということですね。
サブ武器は、スムーズに敵を倒すための最低限でもいいと思います。全く使えないよりはマシですもんね。
C++だけじゃなくC#も、HTMLとCSSだけじゃなくPHPもといった具合かな、と思う次第です。

案ずるよりコケるが易し
失敗を恐れて何もことを起こさないよりかは、
失敗するためにいろいろなことに挑戦する方が、自分の経験値になりますよね。
経験値(失敗談)が溜まると、そのうち同じ失敗を繰り返さなくなる。
もちろん最初から成功することが一番良いことだとは思いますが、
人間そんなに巧くは作られていないですね。それに、最初から成功し続けても大して成長できないと思います。
ダメな方法を知った上で成功する方法を知ると、失敗する瞬間や条件がわかるようになるはずです。(きっと)
ただ、だからって失敗し続けるのも良くない。なにせ、何も生み出せないから・・・。
それに自信もなくしてしまいます。
コケすぎるとトラウマが多すぎて、外に出たくなくなるのと同じです。
程よく失敗して、あれこれ対策を考えると、成功する方法を見つけられるようになっていくものです。
失敗の数だけ、「早く」成功に近づくための階段となるのではないでしょうか。

アタックチャンスを掴め!
人とのつながりを作るのに待っているだけでは繋がるものも繋がりません。
自分が有名な人や、知り合いでもなければ向こうから来てくれるはずがありません。
(だって知らない人にそうそう興味は持たないですよね。)
でも、少しの恐怖心さえとり払えれば自分から話しかけに行って、
そこでようやくその人との繋がりを作ることができるでしょう。
プログラマは説明能力が必要だけども、積極性も同じくらい必要だと思うのです。
自分にないモノを持った人と繋がるには自分からアタックするしかないと思います!

まとめ
かなり局所的に引き抜いたような内容になってしまいましたが、
確かにそうだなぁ、とかそうだったのか!とかいろんなことに気づきました。
この本のおかげか、ダメだと思うところをポジティブに捉え直すことに気づかせてくれた本でした。
(私だけかもしれませんが・・・汗)
本の最後には「プログラムは楽しい!」という言葉がありましたので、
私も同じような気持ちでそう思えるように、前向きに仕事と向き合いたいと思います。


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